現場は外装工事がほぼ出来上がりました。
ガルバリウム鋼鈑角波張りがスッキリとした印象でとてもいい感じです。
建主さんこだわりの”窓のないファサード”
屋根勾配は4寸と最近の住宅の中では急勾配です。けれど、昔、瓦屋根が一般的だった頃はこのくらいの勾配が普通でした。普遍的な美しさを感じる屋根ラインです。
▽南面には窓を多く設けています。サッシはAPW430を使用しています。
▽LDK廻りの工事中の様子です。
南面にはかわいらしい引違い窓と小上がりに設けたすべり出し窓。吹抜からも光が降り注ぎます。壁のピンク色はグラスウール断熱材です。この家の外壁まわりは厚さ210mm(105mm+105mm)もの断熱材が入っています。気密施工もしっかり行われており、家庭用ルームエアコン1台+補助用エアコン1台で1年中快適な住環境を獲得できる超高断熱住宅となっています。
こちらの住まいのテーマは
ミニマルデザイン(構成する要素をできるだけ少なくしたデザイン)を意識した住空間です。
とは言っても、住まいはショールームではないので、デザイン性を意識するあまり暮らしやすさが損なわれては元も子もありません。
また、 コラボ 宮﨑建築×高橋良彰建築研究所 の仕事は日本らしく、普遍的な意匠を心がけていますので、世間一般でいう”ミニマル”とはちょっと違うかもしれません(笑)
暮らしやすく美しく、機能的でありながら心地よい家。
建主さんご家族と打ち合わせを重ねながらもっとも良いバランスになるよう検討していきました。
4月末頃に完成見学会も予定しておりますので、ご興味ございましたら実際に体験していただけたらと思います。